桜木健一さんは1948年、大阪府出身の小柄(身長約163~165cm)で、昭和を代表するイケメン俳優です。
6歳から児童劇団で演技を始め、高校時代にNHK『ひょうたんの子』で芸能界デビューをされました。
今回は、子役から活躍し続けた桜木健一さんについて、調べていきたいと思います。
桜木健一 主な作品
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桜木健一さんは1969年、TBSドラマ『柔道一直線』の主役・一条直也役で一躍スターとなりました。
『刑事くん』や『特捜最前線』など人気ドラマや、『昭和残侠伝』『仁義なき戦い』シリーズなど映画にも多数出演されています。
また、『柔道一直線』では「小柄で演技が上手い」と評価され抜擢され、芸名もこの作品を機に自ら「桜木健一」と名乗るようになりました。
昭和のスポ根・青春ドラマの象徴的存在です。
その後は舞台中心に活動し、歌手としても『柔道一直線』主題歌やデュエット曲をリリースしています。
近年も舞台やドラマに出演し、長く現役を続けている素晴らしい俳優さんです。
桜木健一の代表作 1つずつ紹介!!
桜木健一さんの代表作と主な役柄は次ようなものが挙げられます。
『柔道一直線』
『道場一直線』では一条直也役を務めます。
主人公で熱血柔道少年です。
一途で真っ直ぐな性格と、スポ根ドラマの象徴的存在として人気を博しました。
『刑事くん』
『刑事くん』では、新田刑事役をされます。
若く正義感あふれる刑事で、昭和の青春刑事ドラマとして親しみやすいキャラクターを演じました。
同じ刑事役として、『特捜最前線』にレギュラー出演。
社会派ドラマの中で誠実な役柄が印象的です。
映画『仁義なき戦い』シリーズ
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『仁義なき戦い』では、脇役ながら存在感を放つ若者役などを演じ、昭和の任侠映画でも活躍しました。
他にも多くの映画作品に出演されていて、昭和時代を代表する名俳優への階段をどんどん駆け上がり、輝かしい功績を残されていきます。
桜木健一の柔道一直線での活躍 世間に与えたイメージ
桜木健一さんが『柔道一直線』で演じた一条直也は、熱血で真っ直ぐな柔道少年として描かれていました。
昭和の“スポ根ドラマ”ブームを牽引し、彼の演技とキャラクターは「爽やかで強く、ひたむきな青春の象徴」として、子どもから大人まで幅広い世代に支持されます。
高視聴率を記録
番組は平均20%台の高視聴率を記録し、桜木健一さんは共演の吉沢京子とともにお茶の間の人気者となります。
ブロマイドの売り上げもトップを維持しました。
この役柄を通じて「努力・根性・友情」といった前向きなイメージが世間に強く根付き、昭和の青春ヒーロー像を体現した存在として記憶されています。
共演の吉沢京子との噂はあったのか?
『柔道一直線』が放送されていた当時、桜木健一さんと吉沢京子さんの間に熱愛などの噂はありませんでした。
桜木健一さんは「当時は自分が21歳、吉沢さんは14歳で“大人と子供”という感覚だった」と語っており、恋愛関係ではなかったことが明言されています。
ただし、ドラマ終了後に「いつか夫婦役で共演してほしい」というファンの声が多く寄せられていたことは事実です。
2008年には二人がドラマで夫婦役を演じ、往年のファンの夢が実現しています。
桜木健一の特捜最前線での役柄や活躍
桜木健一さんは『特捜最前線』で滝二郎巡査を演じ、第108話から第169話、さらに第351話に出演しました。
役柄としては、所轄署の交番勤務から特命課に特別配属された若手刑事。
出世と金に憧れ、積極的に事件捜査に関わります。
失敗も多いが、饒舌で行動力があり、他の刑事より早く手がかりを見つけることもありました。
キャラクター
桜木健一さんが演じる役柄は、若手刑事。
エリートが多い特命課の中で階級が低く、刑事として格下的な扱いを受けますが、地味ながら重要な役割を担いました。
エピソードとして刑事の職務に疑問を持ち、最終的には退職しラーメン屋を共同経営するという展開も描かれていた模様です。
出演期間は約1年弱と短めでした。
主演エピソードは少ないものの、若さと行動力で印象を残した役柄です。
特に印象に残るエピソード
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桜木健一さんが特捜最前線の出演の中で、特に記憶に残る場面は、「地下鉄・連続殺人事件!」(第129話)での滝刑事の失敗と特命課退職のエピソードです。
この回では、滝刑事(桜木健一)が重要参考人の夫婦に同情し、「この夫婦は犯人ではない」と思い込んで捜査の基本を外れてしまう描写があります。
結果的に大きなミスを犯しますが、この“痛恨のボーンヘッド”がきっかけで、刑事という職業や自分の在り方に疑問を抱き、最終的に特命課を去ることになるのです。
このエピソードは、若手刑事としての未熟さや人間らしさ、そして苦悩がリアルに描かれ、視聴者の印象に強く残っています。
2025年現在も現役を続けている
桜木健一さんは、2024年3月には「福田こうへい特別公演『鯉名の銀平 雪の渡り鳥』」に出演し、2023年にも新歌舞伎座での特別公演に参加しました。
また、テレビドラマでは2020年のNHK『エール』や2021年の『結婚できないにはワケがある。』などにも出演しています。
このように、現在でもたくさんのメディアに出演されたり、ドラマに出演されていて活躍し続けているのです。
また、SNSでファンとの交流も大切にしており、今も幅広い世代から支持を受けています。
映画やVシネマ、CMなど映像作品にも出演しており、舞台を中心にしつつ多方面で現役を続けていることがわかりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
桜木健一さんの功績を、代表作を基に調べてみました。
視聴者の心に多くの感動を与えて下さった俳優である桜木健一さん。
2025年現在も舞台を中心に俳優活動を続けていることも分かりました。
今後も様々な分野で活躍され、私たちに多くの感動を与えて下さることでしょう!!
最後までご覧下さり、ありがとうございました!!